こんにちは。たかしです。
寝る直前まで、スマホをついついいじっちゃうこと、ありませんか?
(はい、わたしもです笑)
とくにわたしの場合、最近はnoteの記事執筆もあるので、寝るギリギリまでパソコンの画面を見ている日が普通にあります。
寝る直前まで見てたらだめだよなー💦——そんなことを考えながら論文を漁っていたら、ある論文にたどり着きました📄
なので、今回は「寝る直前のスマホ・PCは、本当に睡眠を悪くするのか?」をテーマに、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文1本を読んでみた情報を共有していきます❗️
寝る前にスマホ・PCを触る習慣がある人、朝のだるさが慢性化している人には、結構刺さる内容です🙆
まずは結論から。
米国科学アカデミー紀要に掲載された研究で、就寝前の発光式デバイスを使う夜と、紙の本を読む夜を比較した結果👇
寝つくまでの時間が長くなる
夕方の眠気が軽減(眠くなりにくい)
メラトニンの分泌量が減少
概日リズム(体内時計)のタイミングが遅れる
翌朝の覚醒度が低下
つまり、寝つき・睡眠の質・翌朝のコンディション、ほぼ全部に悪影響が確認されたんです。
(パソコン作業を寝る直前までしているわたしには、けっこうグサッと刺さりました…💦)
90%の人が、寝る前1時間以内に電子機器を使っている
参照したのはこの論文です。
論文の冒頭に書かれている統計が、なかなか衝撃的でした👇
1,508人のアメリカ人成人を対象とした調査では、アメリカ人の 90%が就寝1時間以内に週に数回、何らかの電子機器を使用している
寝る前にスマホ・PC・タブレットを触るのは、もはや”普通”の習慣になっている、ということ。
問題は、その「普通」が生物学的にはまったく自然じゃないということです。
同じ人で比較した実験で、明確な差が出た
実験デザインはシンプルかつ強力でした👇
参加者に、就寝前の数時間、発光式デバイスで本を読む夜と、紙の本を読む夜の両方を経験してもらう
それぞれの夜のメラトニン分泌・睡眠の質・翌朝の覚醒度を測定した
🔍 わかったこと
「ベッドに入っても眠くならない」「メラトニンが出ない」「翌朝もボーッとする」という三重苦が、寝る前のデバイス使用で起きていた、ということです!
原因は、画面からの”短波長光”(ブルーライト)
ではなぜスマホ・PCがダメなのか。
論文ではこう説明されています👇
人工光への曝露は、実験的に覚醒効果、メラトニンの抑制、体内時計の位相シフトを引き起こすことが示されている
その正体は、短波長光(ブルーライトを含む青〜紫の光)。
⤵️短波長光が体に与えるもの
ここがポイントなんですが、この論文の対象は電子書籍リーダーですが、原因は”発光式デバイスから出る短波長光”なので、
スマホ/PC/タブレット/テレビ など、発光する画面を持つデバイスは、
——全部、同じメカニズムで睡眠を妨害します。
(つまり、わたしのNote執筆で寝る前までパソコンを見ているのは、論文のロジック的には完全にアウトです…😢)
「ブルーライトカット」モードを使えば多少マシになりますが、論文を見る限り、完全には防げないことが示されています。
なぜテストステロンの話につながるのか
ここで「ブログのテーマと違うじゃん」と思われそうですが、つながっています💡
テストステロンは、睡眠中(特に深いノンレム睡眠時)に分泌されるホルモンです。
過去の研究では👇
1週間の睡眠制限(5時間/日)でテストステロンが10〜15%低下(Leproult & Van Cauter, 2011)
メラトニン分泌の異常は、深い睡眠の質を直接落とす
→ つまり、
寝る前のスマホ・PC → ブルーライト → メラトニン抑制 → 深い睡眠減少 → テストステロン低下
という連鎖が起きうる、ということなんです。
「仕事だから仕方ない」「寝る前のリラックスタイムだから」と思って続けている習慣の裏で、
ジワジワとテストステロンが削られているかもしれない、ということ。
(自覚がないからこそ怖い)
じゃあ、何をすればいいか?
「全部やめろ」とは言いません。わたしも仕事でパソコン使うので、現実的な妥協点を整理します👇
①寝る前1時間は、画面を離す
これだけで論文的にも効果が大きい
1時間でムリなら、せめて30分前から
②画面の明るさを最低+ナイトモード(暖色)
完全には防げないが、軽減効果はある
夜のPC作業時は暗めの設定に切り替え
③ブルーライトカットメガネを併用
仕事で深夜までPC作業がある人には現実的な選択肢
メガネ越しで作業 → 寝る30分前は完全に画面オフ
④寝る前30分は紙の本に置き換える
これが論文的にも一番ニュートラル
ベッドサイドに紙の本を1冊置いておく
スマホで読むくらいなら、紙のほうが圧倒的にマシ
⑤夜の予定を1時間前倒しする
「あと1記事」「あと1作業」を朝に回す
早朝のほうが集中力もブルーライトの害も少ない(朝の光は逆に体内時計をリセット)
まとめ
ポイントを3つで👇
寝る前の発光式デバイス(スマホ・PC・タブレット・kindle)は、紙と比べて寝つき・メラトニン・概日リズム・翌朝の覚醒度の全てに悪影響を与える(Chang et al., PNAS, 2014)
原因は画面からの短波長光(ブルーライト)——ブルーライトカット設定でも完全には防げない
睡眠の質低下は、テストステロン分泌の低下にもつながりうる
「仕事だから仕方ない」「寝る前のスマホはやめられない」と諦めていた人にこそ、寝る前30分だけでも紙の本に切り替える価値があります。
明日の朝のコンディションを変えたい人は、まずベッドサイドに1冊、紙の本を置いてみてください。
なにかのお役に立ちましたら幸いです☺️
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元看護師として、テストステロン・性機能・メンズヘルスの個別相談を受け付けています。医療行為ではなく、ライフスタイルコーチングです。
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