こんにちは。
たかしです。
今日半年にわたるオナ禁の体験談を一部科学的に考察してまとめている方の記事を読みました。
そこには興味深いことが書かれていました。
射精後、プロラクチンが分泌される。
プロラクチンは、倦怠感、無気力感を引き起こす。
頻繁な射精が慢性的なプロラクチンが高い状態を招き、無気力にさせている。
オナ禁をしたことでプロラクチンが正常化され、エネルギーレベルが上がったと考えた。
これ本当かなー?
とシンプルに疑問になりました。
そこで今回は「頻繁に射精することが私たちのやる気や活力を奪っていたのか」
を論文や科学的な情報を元に分析しました✏️

◾️「賢者タイム」の犯人:プロラクチン
「プロラクチン」とは?

プロラクチンとは脳の下垂体で分泌されるホルモンで生理作用としては妊娠中に乳腺を発達させたり、産褥期(出産後6~8週間の期間)に乳汁の産生を促進するホルモンです。
桜十字ウィメンズクリニック渋谷 より引用
わたしも一応看護師の免許がありますので、母性の分野も勉強したことがありますので、このホルモンについて知っていますが、
どちらかというと「女性に関するホルモン」というイメージが強いです。
では、男性によってのプロラクチンの役割とはなんでしょうか?
それが「賢者タイム」です。
「賢者タイム」:
性交や自慰行為で射精オルガズムに達した後見られる、急激に性欲が減退し無気力・冷静・睡魔等の体が変化している状態のことをいいます。賢者タイム発生のメカニズムは、射精することでプロラクチンが脳下垂体前葉から大量に分泌され、ドーパミンやテストステロン等、勃起や性欲を増進するホルモンを抑えます。
ユニティクリニック:射精を妨げる「賢者タイム」を知っていますか?
ではなぜ射精後、賢者タイムはなんのために起きている現象なのでしょうか?
この理由について、色々と調査をしてみたのですが、
「これだ!」
と結論づけるメカニズムはまだ解明されていないようです😢
今のところ、最も有力であろう説を2つに絞って紹介します。
- 精子の質のを担保するため
男性の性欲が射精後に一時的に消失するのは、「受胎能力の低い精子を無駄打ちしないための適応メカニズム」であるという説です。
しかしこちらの説は私が調査したところ否定されていると思います。
2016年に韓国の成均館大学が発表した論文では、以下のように述べています。
「毎日射精が精子の質に与える影響に関する研究したところ、5日間連続で射精しても、精子の運動率や正常形態率には大きな悪影響がなかった。」
別の論文では、1回目の射精と2回目の射精が1〜3時間間隔でも精液は減ったけど、精子の運動率やそのほかには有意な差はなかったと結論づけています。
よって、1番の説は否定してもいいのではないかというのが私の結論です。 - 生存競争説
Natureなどの科学誌には、以下の内容が掲載されたようです。
「射精後プロラクチンが分泌されることで、オスを興奮状態から静止・リラックス状態へ移行させる。これにより、周囲の脅威に敏感になる、あるいは不要な争いを避ける助けをしている」という説です。
しかしこちらの説も半分正解で半分間違っていると考えました。
2013年に発表された論文では以下のように話しています。
こちらを参考にしてみました。
「性行為のエネルギー消費量を測定しました。すると男女ともに中度の運動に匹敵することがわかりました。」
という論文です。これはこれで興味深いですよね☺️
大体軽くプールで泳いでいるくらいのエネルギーの消費量だったそうです🏊
しかしずっと泳ぐとなるとシンプルにきついですよね😓
筋肉や心臓にも影響することを考えると、
「体を休ませることで、生存率を上げる」という説を唱えたいです。
「不要な争いを避ける」「周期の脅威に敏感になる」との関連は、わたしが調査した中では見つかりませんでした。
シンプルに賢者タイムで「喧嘩したい」とは思わないですけどね🤭
◾️プロラクチンの半減期
射精後にプロラクチンが分泌され、賢者タイムが来る体の仕組み・メカニズムを解説させていただきました。
ここで最も重要なキーワード「半減期」です。
■生物学的半減期
生体内に入った薬などの物質が、代謝や排泄などによって半分に減るまでに要する時間を示す。
薬学の分野では血中薬物濃度が半減するまでに要する時間を指している。
製薬業界の転職支援アンサーズ:半減期 より引用
では「プロラクチン」の半減期はどれくらいでしょうか?
調べてみました。
以下は、香川医科大学が発表した論文の一部引用です。
「解析により求めたプロラクチンの血中半減期は40.8土13.8分であり,これまでの報告とほぼ一致した」
Thyrotropin-releasing hormone(TRH)負荷試験に よる血中プロラクチン濃度の速度論的解析
またプロチレリンという、脳下垂体を刺激してプロラクチンの分泌を促進する薬剤の説明書には以下のような記述があります。
16.1 血中濃度
外国人のデータでは、健康成人にTRH(400μg)を静脈内投与した場合、血中半減期は約5分、60分後にはほとんど消失する。
医療用医薬品 : TRH より引用
つまり40〜60分で血中のプロラクチンの濃度は一旦落ち着くのがわかりました。
◾️わたしが導いた結論
「頻繁な射精はプロラクチンを分泌・蓄積することで無気力・倦怠感を起こす原因となる。」
というのは否定できると考えます。
休まずに1時間おきに射精すれば可能かもしれませんが、
逆にそれができているなら無気力とか倦怠感とか起きていないし😏
シンプル心臓に負担もかかるので、絶対にやめた方がよさそうです😊
きっと記事で書いた人の倦怠感が改善した理由は生活習慣の改善にあるのでかないかと思いました。完全な予想ですけどね😊



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